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時代が求める脳波測定機
脳波バイオフィードバックの今後の可能性

~ 当初は学習に役立ててもらうという目的で開発された中で、今回のアルファテックⅣに関して、例えば「こういう事にも使ってもらいたい」っていうような、お気持ちの変化はおありになるんでしょうか?

改良が重ねられてより活用しやすくなった、最新の脳波バイオフィード バック装置「アルファテック4」志賀 私はかれこれ脳波に関わって35年くらいになるのかな、脳波バイオフィードバック装置はセルフコントロール、つまり自分自身に磨きかける事には結構役立つと思うんです。特に主観が手がかりのメンタルトレーニングやイメージトレーニングなどは客観的な情報がフィードバックされるわけですからうまくいきますよね。それに、現代人はコミュニケーションが下手というかできなくなっている、お互いの気持ちが分からないし理解できないじゃないですか、でも結局それも脳の働きなんですね。

~ はい。

志賀 そこで、これは一つの仮説なんですが、お互いのアルファ波がシンクロすると気が合う、というか良いコミュニケーションができるのではないかと考えています。それは以前に鍼灸師と患者さんとの脳波を同時に測った時の経験がヒントになっています。鍼灸師が治療するとき、鍼灸師と患者さんの脳波を同時に計ると、鍼をたてる直前に、お互いにアルファ波が出てしかも周波数と位相が合致するんです。治りが良い患者は合致する頻度が多いし、治りが悪い患者さんはあまり合致しない。ひょっとすると鍼がなくても鍼灸師のアルファ波で治してしまう。患者さんがアルファを受け入れなければ治らない。実際その鍼灸師は鍼がなくても気で治せると言っていました。だとすると、アルファテック4を使って治療前に鍼灸師と患者さんとでアルファ波を共鳴させてから治療にあたる。そうすれば治りがすごく良くなる、という仮説ですね。

~ 「なんとなくこの先生とは気が合う、信用できる」というようなところで病院を選ぶなどはよく聞きます。そういう感覚的なものを脳波で見てみてよう、ということですね?

志賀 そうそう。恐らく分かると思います。たとえば声を聴いていい声だなと思うか思わないか、顔を見て可愛いと思うか思わないかは主観で人それぞれでしょ? 何でいい声なのか、可愛いい顔なのか、発声学や造形学で客観的に理想だとされても、好き嫌いは別じゃないですか。やはり脳波的な共鳴があって受け入れると、まさに「蓼食う虫も好き好き」「あばたも笑窪」となり、争いが避けられる。というか、そういう部分が可愛いと思うというか好きだよって思うこととつながっているような気がします。(笑)婚活で条件が理想でもビビ、ビ!とこない、それは脳波的共鳴がないのではないかと思っています。

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